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堕天作戦を読むんだ。

マンガワンというアプリがある。サンデーのweb版で連載されてる漫画とか、神のみとかウシジマくんとかが読める。
最近課金体制が強化されたが、基本的にはただでそれなりに面白いマンガが読める。
俺も基本的に毎日起動してなんか読んでる。





ところで、インターネットに生きる我々は、面白いものよりもわかりやすいものを好む性質がある。
マンガで言うと、毎週更新は前提。世界観は画面に映るところで全部説明してくれるし、ドラマチックなシーンが連続してるから飽きがこない。画は線がくっきりしててインパクト重視。

そんなマンガを批判するつもりは毛頭ない。ていうか良いマンガでしょ。血と灰の女王とか、毎週熱いしキャラデザもいいし、躍動感もあってそりゃ人気あるわ。毎週よんでる。





堕天作戦はそれらがほぼない。更新は月1。しかも会話シーンが結構多いし、固有名詞がいっぱい出てくるから前までのを覚えてない。線が細いし、全体的に描き込まれてなくてページが白っぽい。

それゆえ、あんまり人気がない。マンガワンの読者層的に仕方ない少女漫画と新連載を除くと、お気に入りの数はそこまで少ないとは言えないが、決して多くはない。



そんな堕天作戦の最新3巻が12月19日に発売され、マンガワンでもそのPRがされていたのだが.......





物語もクライマックス!堕天作戦第3巻は12月19日発売!








俺は賢いので知っている。物語もクライマックスっていうのは「あと1,2巻で話をたたむぜ!よろしくな!」という意味だ。

マズイ。これはマズイ。

俺はこの堕天作戦が終わってしまったら買う漫画がアイマスと男の娘ものだけになってしまう。
そうなったら、「きりたんほくんはどんなマンガ読むの?」とサブカルは好きだけど大衆を嫌いでなく、俺にやさしくて話を聞いてくれるし話をしてくれるし、ポケモンの名前が全部わかる可愛い女の子に聞かれたときに返す言葉がなくなってしまう。


マズイ。




なので、この記事を読んだ人に堕天作戦を読んでいただき、単行本を買っていただくために、この記事では堕天作戦のはなしをするぞ!













堕天作戦の世界は、近未来。人間と、魔力を持ち個体によってさまざまな魔術が使える「魔族」が争っている地球。近未来だが、「腐鉄菌」たるものが発生したことや、人類に対して戦闘力で大きく勝る魔族の寿命が短く、知識の伝承が疎かなため、文明は大きく退化している。

主人公は「不死者」である男「アンダー」。体をバラバラにしても、毒を盛られても、凍らされても、コンクリ詰めにして土に埋められても、再生する。なんか植物みたいな器官が生えて、再生する。


そのアンダーが、己の力のすべてを尽くし、戦争を終わらせる話ではない。



もともと人間軍に所属していたアンダーだが、自爆特攻させられたり、腹いせにいったん殺されたり、周りで敵も味方もバタバタ死んでいくのを見て、心が鈍っていた。
物語は、彼は魔軍の捕虜となっているところから始まる。心の無いアンダーはしゃべることもなく、ただ「ピロ将官」の暇つぶしにいろんなパターンで処刑されていた。

そんな彼について調べていたのが、ピロの秘書官「レコベル」。不死者に学術的興味を持ち、予算をちょろまかしながらアンダーの調査をしていた。

ある日のアンダーの処刑。今回はアンダーを気球に縛り付けて飛ぶだけ飛ばすといった処刑だった。が、その時、レコベルにも手錠をかけるピロ。気球はアンダーとレコベルを無情に虚空へ運ぶ。





ここまで第一章「虚空処刑」の冒頭と主人公と世界観の説明。すでに俺はそこそこ面白いと思ってるがどうだろう。
この章が世界観の中心となっていろいろな人物がいろいろな価値観で争ったりする。

娼館で育ち世界を憎んでいた少女は、竜に見初められたことで力を得、竜とともに戦場を荒らしまわる。
(この竜のデザインがまたすごいんだ、ロボットのような甲殻類のような、でも確かに竜とわかるフォルムで、人間とセックスする。)

もとは人間型の家畜だったが、人工脳を植え付けられて、実験動物と罵られながらも人として生きることを選んだ男。
(この鵺と人工脳のデザインがすごいんだ、どう見ても有機体なのに無機質な気味悪さがある。)

心を失っていた主人公と対比するかのように、主人公以外の登場人物の感情がまじまじと描かれている。







じゃあなんでそんなに感情が伝わるかって言うと、セリフがすごいんだ。
例えば、さっきのピロ将校が御馳走をほぼ無言で食べるアンダーに対していったセリフ、

「やはり貴様は死んでこそ意義がある。早く死ね。」


無気力なままダラダラ再生するアンダーを見たモブのセリフ

「これは命の反面教師だ。制の対局は死でなく、無為なのだと、こやつを見るたび、つくづく思う。」


ネタバレになるので、アンダーの設定に関してのセリフくらいしか載せれないけど、こんな感じの素敵だったり生々しかったりするセリフがいっぱい。
素敵セリフ言ったモブが次のページでは爆殺されてたりする。
命が一番軽い奴が主人公なのに、命の価値が生々しい。








戦争物なので、ドンパチやるシーンだけでなくスパイ同士が情報交換するところとかもあるんだけど、セリフが味あるし情報の出し方がうまいから全然退屈にならない。
そもそも戦況が面白いんだ。人間と魔人が争っているって言ったけど、二分割じゃなくて、魔人の中にも「ダルガバル」と「ハイデラバード」という国があって微妙な関係だし、魔人と人間の合同軍「戴天党」はヤク撒いて人間軍「クメル」を内側からぶっ壊したり。

「そんなにいっぱい人とか軍があったら、誰がどこの人かわかんないよ~!」
大丈夫。兵士軍人は基本的に胸とか腕に国旗と階級を表す紋章が付いている。俺も最初わかんなかったけど、これに気が付いたら一発だ。



あとギャグもさえてるんだけど、露骨なギャグじゃなくてシリアスなシーンにダブルミーニングで小ネタ入れたり、話を全くそらさずに緩急をつけててすごい。







・・・・・・寝落ちしてた。
読み返したら自分のテンションがよくわからなくなってきたし、すぐに買ってもらわないと困る(なんか発売1週間の売り上げが次の入荷にかかわってくるらしい)からもう公開する。

とにかく、みんなマンガワンをDLして、堕天作戦を読むんだ。「虚空処刑」の章は無料ライフすら消費しないで読める。
マンガアプリに恨みがあるなら、裏サンデーのここから読める。

さあさあ、よむんだ。
さあさあ。
さあさあ。
さあさあ。
さあさあ。さあさあ。さあさあ。さあさあ。さあさあ。さあさあ。さあさあ。さあさあ。SARASA。さあさあ。さあさあ。さあさあ。さあさあ。さあさあ。さあさあ。さあさあ。さあさあ。
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